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レーシックにおける消費者庁のレポートは妥当なのか?

昨年末から『レーシック4割に不具合』という消費者庁のレポートが物議をかもしています。

国会議員まで大問題として取り上げまくし立てています。

けれど、このレーシックにおける消費者庁のレポートは妥当なのでしょうか?

結論から言うと、すごくミスリードを誘引するレポートです。

 

レーシックにおける消費者庁のレポートの問題点

 

一応全てのページに目を通しました。恐らく視覚についての職業に携わっている方なら何が問題なのか簡単に気づいたのではないかと思います。

あの資料はレーシックを受けた方へのアンケートを集計したものですが、あたかも結論ありきのように作成されています。

最も疑問に感じた点は、不具合が生じた事実のみを尋ねており、それが何時の時点で発生したことなのか、また、その後解消したのかを尋ねてない点です。

レーシックを受けたことのある方の絶対数が少ないので、わかりやすくRGPレンズ、いわゆるハードコンタクトレンズを例に上げましょう。

個人差はありますが、RGPレンズを装用すると、激しい異物感を感じます。早い人で1週間ほどで違和感はなくなりますが、長い方だと1ヶ月ほどは異物感が残るでしょう。

当該レポートと同様に、『不具合は発生しましたか?』と、訪ねてみます。この質問には時系列の要素が全く含まれていますん。不具合が発生したかどうかだけを訪ねていますよね?

おそらく、100%に近い確率で『不意具合があった』と答えることでしょう。不具合の要素は異物感だけではなく、光のギラツキや羞明感、過度の流涙、眼の乾燥などがあるでしょう。

レーシックにおいても角膜への直接の施術のため、コンタクトレンズと共通する不具合が発生します。そして、問題を把握するにあたっては、石による適切な監修を受けた設問を行う必要があります。

けれど、消費者庁のレポートはお粗末そのもので、事態を正確に把握するに至っておらず、瑕疵あるものと言わざるを得ません。

更に問題なのは、専門知識のない国会議員など高偏差値な方々が、さも問題ありげに言及していることです。恐らくは詳細を知れば恥ずかしさのあまりに口をつぐむことでしょう。

そして、消費者庁は税金を投入してどうしてこのようなお粗末な仕事をしているのでしょうか?600人にアンケートを取ったということですが、一体どのくらい予算を注ぎ込んだのでしょうね?

 

もちろん、レーシックによる不具合は最終的に数%は発生しているでしょうし、極稀に悪辣な病院というのもあるでしょう。最も問題なのは後者を選別しにくいことにあるように思えます。

ミシュランのように星をつけるわけにもいかず、患者側が病院を選ぶ際には十分なリサーチをしなければならないでしょう。

レーシックは病気とは異なり時間をかけてリサーチする余裕があり、また、受けないほうが良いと判断すれば受けなくても良い施術です。そのため、信頼できる病院を探すことに時間を掛けるべきでしょう。